「コインチェック事件のこともあり、取引所を使うのが不安」という方へ。
セキュリティが高くて、安全な仮想通貨の取引所はどこかを調べてみました!!
取引所のハッキングは多い
これまで仮想通貨の取引所では、ハッカーによる盗難事件が数多く発生しています!!
コインチェックの盗難が事実ならば、マウントゴックスやTheDAOなど過去の盗難事件とくらべても、最大の事件となってしまいますね。。。 pic.twitter.com/XORWX0a29l
— 高城泰 (@takagifx) 2018年1月26日
この中で金額が大きいものから、順に3つ紹介しましょう。
1.Coincheck(コインチェック)
日本の仮想通貨取引所コインチェックから、ネムが5億2300万XEM(当時580億円)が不正に流出しました。
これは人類史で最大の盗難事件であり、コインチェックは今その対応策を検討中です。
参考:コインチェック仮想通貨(ネム)580億円流出…でも全額返済!
2.Mt.GOX(マウントゴックス)
日本の仮想通貨取引所マウントゴックスから、ビットコインが75万BTC(当時115億円)不正に流出しました。
一時ビットコイン取引量の7割を占めるまでになった世界最大の取引所は、これによって破産手続きを取ることになります。
3.Bitfinex(ビットフィネックス)
香港の仮想通貨取引所ビットフィネックスから、ビットコインが12万BTC(当時72億円)不正に流出しました。
ここは被害者に米ドルに替えることができるBFXトークンを発行し、スケジュールに従ってゆっくり着実に返金しています。
安全性の見分け方
セキュリティがしっかりしている、安全な仮想通貨の取引所を見分けるポイントは以下の5つです!!
1.コールドウォレットが使われているか
2.マルチシグに対応しているか
3.2段階認証が設定できるか
3.レバレッジの倍率が高くないか
4.扱うコインの種類が多くないか
ではそれぞれ、以下にくわしく説明していきましょう。
1.コールドウォレットが使われているか
取引所が仮想通貨を保管する場所は、大きく以下の2つに分かれます。
ホットウォレット:ネットにつながっている
コールドウォレット:ネットにつながっていない
コールドウォレットの場合、仮想通貨はオフライン(ローカル)環境で保管されます!!
したがってハッカーが物理的に侵入することができず、安全なのです。
ちなみに上記の取引所ハッキングはすべて、ホットウォレットから流出しています。
しかしコールドウォレットを採用すると、取引所の管理コストが上がります。
ホットウォレットとコールドウォレットの間を行き来させるのに、手間がかかりますからね。
コインチェックは「コールドウォレットを使っている」と言いつつ、実際は使っていませんでした。
2.マルチシグに対応しているか
マルチシグとは簡単に言うと、カギを複数に分けて管理することです。
そしてそれらがそろわないと、アクセスできない仕組みとなっています。
カギが1つの場合、それを保管しているパソコンがハッキングされるとアウトです。
しかしそのカギを3つに分割し、それぞれ別のパソコンで管理すると・・・
たとえ1つのパソコンに侵入されてカギが盗まれたとしても、残り2つがそろわない限りは被害が出ません。
ハッカーはすべてのカギをそろえるには、複数のパソコンに同時攻撃をしかけなければいけないため・・・
ハッキングの難易度が格段に上がり、盗まれにくくなるのです!!
しかし適切な管理がされなければ、マルチシグに対応していても意味はありません。
たとえばすべてのカギを1つのパソコンで保管していれば、カギが1つの場合と状況は変わらないのです。
そして取引所がマルチシグをどう運用しているかまで、ユーザーは確認することができません。
3.2段階認証が設定できるか
2段階認証とは、2重のログインチェック方法です。
IDとパスワードの確認に追加して、一度きりの暗証番号(ワンタイムパスワード)による確認も行います。
ワンタイムパスワードは普通、メールやSMSで送られてきますね。
また最近では、「Google認証システム」というアプリを利用した方法も増えています。
参考:ビットコイン100万円盗まれた…仮想通貨の盗難リスク体験談
この2段階認証を設定すると、他人に不正ログインされる可能性を圧倒的に減らせます!!
したがって多くの取引所ではこの仕組みを採用しており、設定をユーザーにすすめていますよ。
この2段階認証が設定できない取引所は、セキュリティ面では論外と考えて良いでしょう。
4.レバレッジの倍率が高くないか
レバレッジとは、預けたお金の何倍もの金額で売り買いができる取引方法です。
たとえば最大レバレッジが15倍のところに10万円を預ければ、最高で150万円分の取引ができます。
参考:ビットコインFXやってみた!仮想通貨デイトレードのやり方
少ないお金で大きな利益を狙うことができますが、そのぶん負けたときの損失もデカいです。
とくに値動きが想定以上に大きくなったときは損切りが間に合わず、莫大な借金となることも・・・
そこで追証が払えず自己破産されると、その負債はそのまま取引所の損となってしまいます。
レバレッジの倍率が高いところは、そういったことが起こる確率が高いです。
実際に為替FXではスイスショック(2015年)が起こったとき、高倍率で取引できる海外FX業者がたくさんツブれました。
参考:FXトレードで金融危機による暴落暴騰に対処するための対策
5.扱うコインの種類が多くないか
仮想通貨の種類によって、最適な保管方法は違います。
しかもそれは、仮想通貨の進化によって次々と変わるのです。
したがって取り扱う仮想通貨が多いと、アップデートについていくのが大変になり・・・
最悪の場合、管理が行き届かなくなる可能性があります。
実際に最近やられたコインチェックは取引通貨が13種類と、国内の仮想通貨取引所では最多でした。
そしてすでに金融庁に登録されている仮想通貨取引所はほとんど、取引通貨が6種類以下です。
参考:仮想通貨交換業者登録一覧
特に、色々な草コインを大量に扱う海外取引所は要注意でしょう。
バイナンスなんか新規銘柄をドンドン追加していますし、取引高も世界一なので確実にハッカーから狙われていると思います。
参考:ビットコイン分裂(ハードフォーク)祭り!利益を逃さない方法
最もセキュリティの高い取引所
上記5点を総合的に考えたとき、最もセキュリティが高くて安全な仮想通貨の取引所はbitbank(ビットバンク)です!!
資本金 | 11億3100万円 |
取扱通貨 | BTC ETH BCH MONA LTC XRP |
BTC取引手数料 | 0.00% |
レバレッジ取引 | なし |
入金方法 | 銀行振込 |
ビットバンクは取扱通貨すべてに、コールドウォレットを使っています。
またマルチシグの運用状況も、事細かに開示していますよ。
マルチシグに非対応のものについては、以下のようにキチンと説明がされています。
リップル
ビットコイン等の仮想通貨と異なり、複数のシードキーからマルチシグアドレスを導出することはできず、マルチシグ化する親アドレスから、マルチシグに使用するアドレスを登録する方式をリップルでは採用しています。
そのため、マルチシグ化した親アドレスの秘密鍵が領域に残っていたり、作業者が隠し持ったりするリスクが内在しています。
この点において、弊社では親アドレスの秘密鍵を削除したことを証明しつつ、安全にマルチシグに移行するための方法論を優先的に検討を進めております。
参考:ビットバンクのコールドウォレット・マルチシグ運用体制について
さらにビットバンクは、仮想通貨の取引所としても普通に優れています。
ボッタクリの「販売所」ではなく「取引所」で仮想通貨を取引でき、しかも手数料は0円です!!
参考:スマホで仮想通貨(ビットコイン)投資の始め方!おすすめ取引所は?
ちなみに、リップルを手数料無料で購入できるのはここだけですね。
参考:仮想通貨の将来性ランキング!おすすめ銘柄で統計を取った結果は?
取引所のハッキングリスクが怖い方は、ここをメインに使うと良いでしょう。
ビットバンク:https://bitbank.cc