トレトラ!! スマホでFXトレードしながら旅するブログ

トレトラ(トレードトラベラー)としてFXの裁量デイトレードを専業で行っています。スマホでトレードしながら男一人旅を実現中!86世代 / 寅年 / 水瓶座 / B型 / 左利き / 鳥取出身 メッセージはお気軽に!「toretora0201@yahoo.co.jp」







ナンピンは史上最低の手法!FXでそれをしてはいけない理由

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FXトレードには「ナンピン」という史上最低の手法があります。

今日はこの手法がどういったものなのか、またなぜこの手法は史上最低なのかについて話をしていきます。

 

ナンピンとは??

 

ナンピンとは平均価格を有利にする手法です。

相場が自分の思惑と反対の方向へ動いているときに買い(売り)増しをすることで、平均取得価格を下げ(上げ)ます。

そうすることで、利益(もしくはプラマイゼロ)で逃げやすくなるという理屈です。

 

例えばこれからドル円が上がると考えて、1ドル100円で米ドルを買ったとしましょう。

しかしその予想が外れて価格が1ドル90円まで下がったとします。

 

このときに1ドル90円でさらに買い増すのです!!

そうすれば買いの平均価格は間の95円になります。

その後は100円まで値が戻さなくても、95円まで戻ってくれば収支トントンでハッピーエンドです。

 

なぜナンピンと言う??

 

ナンピンはカタカナで表記されることが多いですが、漢字では「難平」と書きます。

文字通り「難(損失)を平らにならす」というのが「ナンピン」という名前の由来です。

 

この言葉の歴史は古く、江戸時代にはすでに米商人の間で使われていました。

(ちなみに当時、世界に先駆けて米の先物取引が日本の大阪では行われていたのです!!)

 

なぜナンピンはダメなのか??

 

上記の通り、ナンピンは江戸時代から取引に使われてきました。

そしてそのときからすでにナンピンは史上最低の手法だと知られていたのです!!

実際に「難平」という言葉には「愚か者」という意味もあります。

 

なん‐ぴん【難平】

《「ぴん(平)」は唐音で、ならす意》
取引で、損失を平均化すること。買ったあとに相場が下落しても買い増して買値の平均を下げておき、逆に売ったあとに相場が騰貴したら売り増して売値の平均を上げておくことによって、損失を回復しようとすること。「難平買い」
《見通しもなく1をして大損をする意から》愚かなこと。また、その人。
「我が身知らずの―なり」〈浮・一代女・一〉

https://kotobank.jp/word/%E9%9B%A3%E5%B9%B3-590756

 

では、なぜナンピンはダメなのでしょう??

それは破産(強制ロスカット)になる確率が飛躍的に高まるからです。

 

どんどんナンピンをしてしまうと負けを認めることが困難になります。

 

「もうこれだけの資金を使ってしまったのだから後戻りできない」

「こうなったらもうこのポジションと運命を共にしよう」

 

ナンピンを続けると上記のような心境になってくるのです。

その結果、負けるときは間違いなく破産(強制ロスカット)となってしまいます。

 

特にFXは資金がなくてもレバレッジ(借金)によってナンピンをすることが可能です。

するとさらに破産(強制ロスカット)になる確率は高くなります。

 

またFXは他の市場と比べてトレンドが長期化しやすい傾向もあります。

参考:結局手法は順張りと逆張りの2つだけ!FXに向いているのは?

したがってトレンドに逆行していくナンピン手法はFXと相性が最悪なのです。

 

なぜナンピンするのか??

 

ではなぜそんな史上最低の手法をみんな好んで使うのでしょうか??

それは「ほとんどの場合においてナンピンは成功する」からです。

 

何度もナンピンをすればそれだけ平均取得価格は現在価格に近くなります。

したがってわずかな戻しでも評価損から脱出できるようになるのです。

 

極端な話、ナンピンによって勝率を9割にまで高めてしまえば10回中9回は利益で終わることができます。

「損を出したくない」という人にとっては実に使い心地の良い手法なのです。

 

営業マンはナンピン好き

 

証券会社や銀行で金融商品を売る営業マンはこのナンピンが大好きです。

実際に僕が銀行で働いていたとき、多くの同僚がお客さんにこのナンピンをすすめていました。

 

僕が入行した年(2008年)はリーマンショックで、投資信託や外貨預金などすべてがダダ下がりしていたので・・・

営業の方針として「解約させない」「場合によってはナンピンさせる」ことが奨励されていたのです。

 

僕はどうしてもこのナンピンをお客さんにすすめることができず、営業成績は最悪でした。笑

参考:僕の最悪な銀行退職エピソード!訓告処分を受けてスッキリ

金融の営業マンとしては失格でしたね・・・

 

なぜ営業マンがお客さんにナンピンをすすめるかと言うと、以下3つの理由からです。

 

1.損切りさせるとお客さんが離れる

 

損切りをさせると「この人は私に損をさせた」という印象が残ってしまいます。

また取引もなくなってしまうので、お客さんが離れてしまう可能性が高いのです。

 

2.ナンピンは成功する確率が高い

 

上記の通り、ナンピンはほとんどの場合で成功します。

損切りさせて10人全員を怒らせるより、ナンピンで9人を勝たせて1人を破産に追い込んだ方がお客さんの数を維持できるのです。

 

3.他の金融機関からお金を奪える

 

お金持ちは複数の金融機関にお金を分散している場合がほとんどです。

ナンピンの資金を他の金融機関から調達させることで、そのお客さんのお金をすべて握ることができます。

 

まとめ

 

ナンピンはFXトレードにおける大罪の1つであり、絶対に行ってはいけません!!

もう負けている時点でそのトレードは良いトレードではないのです。

まして投げるべきところで純良な資金を追加することは愚行以外の何物でもありません。

 

FXトレードで大事なことはいさぎよく負けを認めて損切りすることです。

じゃないと最終的にはバッドエンドで終了してしまいますよ・・・

参考:睡眠障害で精神崩壊し大損…FXで大失敗するたった1つの法則