トレトラ - FXトレードしながら旅するブログ

トレトラ(トレードトラベラー)としてFXの裁量デイトレードを専業で行っています。スマホでトレードしながら男一人旅を実現中!最近は仮想通貨で遊びながら株の暴落を待っています。86世代 / 寅年 / 水瓶座 / B型 / 左利き / 鳥取出身 メッセージはお気軽に!「toretora0201@yahoo.co.jp」







原油ETFやCFDを長期保有するな!長期投資がダメな理由は?

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ETFやCFDを使って、原油を長期保有したいと考えている方へ。

原油へ長期投資すべきでない理由を、分かりやすくお伝えしましょう!!

 

 

原油に投資したい

 

ちょっと前に、友人から投資の相談を受けたことがあります。

その内容は「ドルコスト平均法で、毎月少しずつ原油を買い足していくのはどうか」というもの!!

参考:ドルコスト平均法はデメリット?でも僕が積立投資をする理由

 

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原油は今のところ、僕たちの生活になくてはならないものです。

ガソリンや灯油などの、石油製品になるだけでなく・・・

プラスチック・ゴム・塗料など、多くの化学製品の原料でもあります。

 

また中東の国々を中心に、石油生産によって経済が成り立っている国は多いです。

そういった国はOPEC(石油輸出機構)という組織を作り、原油の価格を必死に上げています。

参考:トランプ米大統領、OPEC批判 人為的に高い原油「容認できず」

 

そういった面を色々と考えると、原油の価値がゼロになることは考えにくい!!

 

僕が相談を受けた2016年は、石油が歴史的な安値に到達したときだったので・・・

友人としては、大きく買い入れるチャンスだと感じたのでしょう。

 

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参考:WTI原油先物価格チャート

 

友人は5~10年の長期スパンで見て、利益を出していきたいと言っていました。

ただどうやって積立をすれば良いか分からず、僕に相談を持ちかけてきたのです。

 

原油ならETFかCFD

 

原油を少額で少しずつ積立するなら、ETFかCFDが最適でしょう!!

どちらも数千円から投資を始めることができ、ネットで簡単に売買できるのでとても手軽です。

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ETFは、証券取引所で自由に取引できる投資信託のことを指します。

「Exchange Traded Fund(上場投資信託)」の頭文字を取ったものです。

参考:ETFとは?投資信託との違いは?元銀行員がわかりやすく解説

 

またCFDは、「商品市場版のFX」と言ったところでしょうか。

「Constract For Difference(差金決済取引)」の頭文字からできた言葉です。


参考:CFDとは何か? CFD取引の基本を理解しよう

 

原油の長期投資はするな

 

ただ長期投資として考えたとき、僕はあまり原油をおススメしません。

なぜなら原油ETFやCFDは、保有期間が長くなるほど価格が下がる傾向にあるから!!

 

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ETF・CFDの両方とも、その運用には「先物取引」が使われます。

そして先物取引には現物株やFXなどと違って、取引に期限があるのです。

その期限を迎えると現物の受け渡しとなるので、ポジションを塩漬けすることはできません。

 

したがって、ETFやCFDを長期保有すると・・・

先物の保有ポジションを期限までに決済し、また新たにポジションを作り直すという作業が発生します。

これを専門用語で、「ロールオーバー」と言いますよ。

 

そしてこのロールオーバーをする際に、損をすることが多いのです!!

 

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原油の現物を保有するには、輸送や保管などの各種コストがかかります。

しかし先物で保有する限りにおいては、特にそのコストはかかりません。

 

したがって取引期限が近い原油先物ほど、価格が安くなる傾向にあります。

取引期限が近いとそれだけ、現物を受け取る可能性が高まりますからね。

上記のコストが差しせまっているので人気がなくなり、価格が下がるのです。

 

よって取引期限が近いものから遠いものへと乗り換えるロールオーバーは、よく損失が発生します。

なぜなら安い期近物を売って、高い期先物を買うからです。

 

そしてその損失はもちろん、投資家であるアナタが負担することになります。

具体的には「価格調整額」という名目で、ロールオーバーごとに支払いが発生しますよ。

 

ここまで書いたら、もうお分かりですよね??

原油ETFやCFDは長期で保有するほど、このロールオーバーを重ねていくことになります。

それにしたがってお金が出ていくので、価格がドンドンと落ちるのです!!

 

どのぐらい価値が落ちるのか

 

では実際に原油CFDを長期保有すると、どのぐらい価格が落ちるのでしょうか??

2008年1月に原油CFDを買い、2016年12月末まで放置すると以下のようになります。

 

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参考:原油CFDを長期で買い持ちすると損をする。 - 原油投資情報サイト

 

赤線は、WTI原油本来の価格です。

それに対して緑線は、CFDの価格調整額を考慮した価格となります。

 

このグラフを見ると、最初の方は価格にほとんど差が見られなかったものの・・・

年月が経つにつれて価格差が出始め、最後はまったく違う価格となっていますね。

 

この8年で原油価格は100ドルから60ドルになったので、40ドルの損なのですが・・・

CFDの場合は価格調整額の支払いが累計で70ドルあり、合計で110ドルもの損になっています!!

 

これを見ると、原油ETF・CFDの長期保有は割に合わないと分かるでしょう。

もしどうしても、原油に投資したいというのであれば・・・

エネルギー関連会社の株に投資するのが、良いのではないでしょうか??

 

まとめ

 

原油投資ならETFかCFDが、少額からネットで参加できて便利です。

しかしこれらは保有期間が長くなるほど価値が下がっていくので、長期保有には向きません。

原油に長期投資したいのであれば、エネルギー関連株を買うのが良いでしょう。

 

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