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トレトラ!! スマホ1つでFXトレードしながら旅しよう

トレトラ(トレードトラベラー)としてFXの裁量デイトレードを専業で行っています。スマホでトレードしながら男一人旅を実現中!86世代 / 寅年 / 水瓶座 / B型 / 左利き / 鳥取出身 メッセージはお気軽に!「toretora0201@yahoo.co.jp」







なぜ原油安が影響する?3分で理解する石油価格と株価の関係

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前回、株価下落の主要因である「中国」について話をしました。

参考:日本を暗くしているのは中国だ!株価下落の原因とその理由

 

今日はもう1つの大きな要因である、「原油」についてお話をします。

これまでの業界の動きから、原油と株価の関係性をひもといていきましょう。


2014年まで原油価格は、1バレル100ドル前後で推移していました。

しかし2014年後半あたりから急激に落ち始め、今では30ドルとなっています。


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この下落の原因を作ったのは、アメリカの「シェール革命」です。

アメリカは新しい技術を開発し、固い岩盤に閉じ込められた石油や天然ガスを取れるようになりました。

それによって2014年には、サウジアラビアをおさえて世界第1位の産油国となったのです!!


ここで危機を感じたのが中東諸国です。

彼らは収入のほとんどを、石油を輸出することによってまかなっています。

しかしアメリカが石油を輸出するようになれば、自分たちの販売先が取られてしまう・・・


そこで彼らは、石油の価格を下げることにしました。

世界中で石油が余っているにもかかわらず、どんどん石油を掘り出したのです。

そうすることで、アメリカのシェール革命を殺そうとしました。


シェールオイルを生産するコストは2014年の段階で、1バレル70ドルほどでした。

それに対し、サウジアラビアの原油生産コストは1バレル10ドル以下。

つまり70ドル以下にすればアメリカは採算が取れなくなり、シェール業者がつぶれると考えたのです。



しかしそうしているうちに、世界の情勢が変わりました。

先日述べた通り、世界最大の原油輸入国である中国の経済が失速してきたのです。

これによって原油はさらに余ると考えられ、原油価格はどんどん落ちていきました。


こうなってくると困るのは中東産油国の政府です。

彼らは1バレル80~100ドルを想定して国の予算を組んでいます。

したがって原油価格が下がりすぎると、財政赤字がふくらんでしまうのです。


彼らは現在、今まで貯めてきたお金を切り崩してその赤字を埋めています。

では、その「今まで貯めてきたお金」はどこにあるのか??

そう、世界中の株式・債券市場です!!


ここで原油下落 → 株価下落の図式が見えてきます。


原油価格が下がると赤字補てんのため、中東政府は手持ちの株や債券を売るのです。

その額はサウジアラビアだけでも年間5兆円に達します!!


中国と原油と株価・・・

世界はつながっているんですね~


P.S.

こんなことも考えられます。