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トレトラ!! スマホ1つでFXトレードしながら旅しよう

トレトラ(トレードトラベラー)としてFXの裁量デイトレードを専業で行っています。スマホでトレードしながら男一人旅を実現中!86世代 / 寅年 / 水瓶座 / B型 / 左利き / 鳥取出身 メッセージはお気軽に!「toretora0201@yahoo.co.jp」







アベノミクス時FXで大失敗した僕がどうやって立ち直ったか



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僕は過去にFXトレードで大失敗をおかし、精神崩壊したあげくに大損を出した経験があります。

読者の皆さんが同じような道を歩まれないよう、ここにそのときの体験を記しておきます。

 

【もくじ】

 

大失敗の原因は「損切り」

 

まず最初にはっきりと伝えておきます。

FXトレードで大失敗する原因はいつも1つです。

それは損切りしないこと!!

 

これは100%断言できます。

疑うならネット上で見ることができる、様々な人が書いたFX失敗談を読んでみてください。

 

色々な経緯があって、それぞれ状況は違えど・・・

突き詰めるとそれらはすべて「損切りしなかった」もしくは「損切りできなかった」ことが原因です。

 

例えば以下のブログを読んでみてください。

参考:ひろっちのFX-借金から資産10億円への軌跡-

 

彼は借金250万円からFXトレードで2億円の資産を築いた方です。

しかしその後に強制ロスカットとなり借金数千万円だけが残りました。

2012年9月14日を最後に更新が途絶えており消息不明です。

 

また以下のツイッターアカウントも参考になると思います。

参考:貯金3億円男★大先生【FX億トレーダー】| Twitter

 

20代で6億円を稼いだ元起業家さんです。

その稼いだお金を元手にFXトレードをしていましたが・・・

2016年に強制ロスカットで6億円超の損失を出しました。

 

どちらも負けの原因は「強制ロスカット」です。

つまり自分で損切りをしていなかったんですね。

 

僕も過去に大失敗したのは、何を隠そう「損切りをしない手法」を使っていたからでした。

僕がどういった経緯で精神に異常をきたすまで追い詰められ、FXトレードで大損を出してしまったのか・・・

その恐怖の体験談を当時の状況や心境を交えて詳しく書いていきましょう。

 

リーマンショックで逃げ切り成功

 

僕がFXトレードを始めたのは2007年です。

そのとき僕は大学生で色々とお金を稼ぐ方法を試していました。

参考:会社員は半分タダ働き!僕がサラリーマンを嫌だと考える理由

 

当時はオーストラリアドルの金利がとても高く、FXキャリートレード全盛期だったので・・・

その流行に乗っかりたくて僕はFXトレードを始めたのです。



ちなみにキャリートレードとは低金利の円で高金利通貨を買い、スワップ金利で儲けるという手法です。

 

オーストラリアドルの買いポジションを持って毎日500円ぐらいスワップが付くのを僕は楽しく見ていました。

「毎日の弁当代を僕は働かずに稼いでいる!!」と当時の僕はかなり得意げだったと思います。笑


しかし翌年の2008年、100年に1度と金融危機と呼ばれるリーマンショックが発生!!

100円ぐらいで買っていた僕のオーストラリアドルは、たった3か月で60円ぐらいまで大暴落しました。

そのとき「損切り」なんて言葉すら知らなかった僕は一気に大きな含み損を抱えたのです。


今まで稼いできた弁当代とは比べ物にならないほどの評価損を目の前に、僕はただ元に戻ることを祈るしかありませんでした。

積み重なっていくスワップ金利を毎日確認しながら「いつかプラマイゼロになれ!!」と日々強く念じていたのです。笑

 

幸いにも僕はFXトレードを始めたばかりで、レバレッジは2倍ぐらいでやっていました。

そのため強制決済まではいかず・・・

5年という長い塩漬け期間を経たものの、なんとかプラマイゼロでその取引を終わることができたのです。


普通の人ならこの経験から以下のように考えるでしょう。


「今回は危なかったな~」

「もう二度とこんな思いはしたくない」

「これからはちゃんと損切りしよう」


しかし僕はめっちゃアホなので以下のように考えたのです。


「レバレッジが低ければ損切り置かなくてもイケる!!」


頭、悪すぎ・・・笑


それからというもの「レバレッジを低く抑える代わりに損切りをしない」というのが僕のメイン手法になりました。

自分の思惑が外れてもまったく問題なし!!

建値に戻ってくるまで決済しないのでマイナスになることがありません。


「これが聖杯か!!」

「FXトレードって楽勝じゃん」

 

勘違いMAXで突き進む痛々FXトレーダーの完成です。笑

 

アベノミクスで大ピンチ

 

当然ながら僕は後に大きな報いを受けます。

それは2013年のこと・・・


それまで僕はユーロ円を中心に取引していました。

リーマンショック・欧州危機と続き、ユーロ円は長いダウントレンドを形成していたからです。

僕は短期でユーロ売りを繰り返し、コツコツと利益を重ねていました。



もちろん損切りなんてしません。

トレンドに乗っていたので逆行されてもしばらく待てば値が戻ってきます。

一度も負けることなく順調に増えていく証拠金残高を見て、僕は天下を取った気分でした。笑



しかし自民党へ政権交代してアベノミクスが始まってから状況は急変します。

長く続いていたダウントレンドが転換して一気に円安が加速したのです!!


最初は「いつか値が戻ってくるだろう」と僕は余裕の表情でユーロ円のチャートを眺めていました。

でもそんな僕の期待をあざ笑うかのようにチャートはどんどん上昇していったのです。

長いこと忘れていたあの恐怖の感情がだんだんと僕の心を支配するようになりました。


確かにレバレッジはおさえめに取引していたので強制決済になる可能性は少なかったです。

しかしFXトレードに慣れてきたこともあって僕は貯金の大部分をFX口座に入れていました。

したがってそのときのポジションは昔のオーストラリアドルとは比べ物にならないほど大きなものだったのです。


日に日に増えていく評価損で自分の全財産が食いつぶされていくのを見るのは精神的にとてもツラいものでした・・・


特に今回はオーストラリアドルのときとは違って売りポジションです。

買いポジションであれば「ゼロ」という終着点があるのですが・・・

売りポジションの場合、上にはどこまでもいけるので終わりが見えません!!


「どこまで値が上がっていくか分からない」という売りポジションの恐怖は、「ゼロ」という底がある買いポジションのはるか上を行きます。


気が付くと僕はニュースを見るときに必ずユーロにマイナスとなるような記事を探すようになっていました。

「EUはこれからダメになる」というような記事を見つけては小おどりし・・・

「EUはこれから発展していく」というような記事が見れば「これを書いた奴はバカだな」と自分に言い聞かせて無視したのです。



ユーロ売りのポジションを長い間持っているうちに完全に見方がかたよった状態となってしまいました。

参考:FXでポジションを持つと見方が偏る!それを防ぐには幽体離脱

 

またそれからぼくはFXトレードで破産する夢をよく見るようになります。

マンガみたいにガバッと起き上がっては「夢か・・・」と安心するのです。笑


そんな状態が続く中で僕は満足に眠ることさえできなくなりました。

ベッドに入って目をつむるとどうしてもそのことが不安で頭がいっぱいになる、なかなか寝付けなくなったのです。

 

こんな精神異常状態でFXトレードを続けていくのは無理だと僕はついにギブアップしました。

「損切りしない」というルールをやめ、その売りポジションを段階的に決済していくことにしたのです。

参考:FXの含み損が大きくなって耐えられなくなったときの対処法

 

ユーロ円の短期ショートでコツコツと稼いできた利益はすべて吹き飛び、さらに大きくマイナスとなりました・・・


この日をさかいに僕はリスク管理の重要性を知り、しっかりと勉強するようになったのです。

現在は自分が作ったリスク管理ルールを厳格に守っていますし、100%逆指値を置くようにしています。

 

「損切りしない手法」は絶対ダメ

 

もしあなたが損切りを使わずにトレードを行っているなら、それをやめることを僕は強くおすすめします!!

たとえそれがちゃんと考え抜かれた「損切りを使わない手法」であったとしてもです。

 

確かにレバレッジを抑えていれば強制決済になる可能性は少ないでしょう。

実際にそれを利用した「塩漬け手法」なんかもあったりします。

 

でもそういった手法はいずれ絶対に行き詰ります。

戦略的には正しくても心がそれについて行けずに破たんするからです。


遅かれ早かれ、僕みたいに悪夢で目を覚ますことになりますよ~